【我が家のリビング史】シンプルライフを目指すまで。
実家の母がミニマリストのことを「ミニ・マリスト」と区切るのが気になって仕方ないささかまです。
今日は我が家のリビング変遷とインテリアの方針について書きたいと思います。
片付けられなかったメゾネット時代
妊娠後期に今のおうちに引っ越してくるまで、メゾネットタイプの賃貸に夫と2人で暮らしていました。
メゾネット時代
ここに住んでいた頃は、まだシンプルライフとか断捨離みたいなものに目覚めていなくて、いかに部屋をおシャレに見せるかを考えていました。
とはいえ、私はどうもインテリアのセンスが絶望的にないようで、部屋にはなんとなく可愛いものとか、おシャレっぽいものが煩雑に置かれていました。
また、メゾネットということもあり1階、2階と収納スペースが豊富でした。
そのせいで、と言ったら変な話ですが、大きなクローゼットの中は物で溢れかえり、要、不要ごっちゃになった服、ハロウィンで使ったペラッペラの衣装、空のDVDケース、用途不明の紐、くしゃくしゃのショップ袋、数年前のプリクラなど、魑魅魍魎の吹き溜まりのような状態になっていました。
何故そのような状態を甘受していたかというと、「部屋のインテリアに凝っている場合じゃねえ!」という精神だったからです。
私には他にやるべきことが沢山ありました。
お酒を飲んだり、ゲームをしたり、資格の勉強をしたり、お酒を飲んだり、お酒を飲んだりです。
で、急に部屋を片付けようと思い立ったきっかけは、「妊娠」でした。
はい。それまで、あまり家でせっせと家事をするタイプではなく、毎週のように飲み歩いて、丁寧なくらしとはかけ離れた乱れた生活を送っていました。
そんな私も妊娠を期にお酒をやめました。そして家で静かに過ごす日が増えました。
びっくりするくらい増えました。
今冷静になって昔のスケジュール帳を見てみると、週に2回は飲みに行っていました。アホです。
そんなわけで家で静かに過ごしていると、家の汚さをひしひしと感じるんですよね。
物がどこにあるかわからない。服を引っ張り出す不便さ。片付ける場所のない書類たち。
嫌気が差しました。
引越し
妊娠し、部屋を片付ける意欲がわいてきたところで、何事も形から入る私は「引越し」を決めました。
とりあえず引っ越せば、ついでに断捨離できるだろうと。安易ですね。
本当は引っ越したい理由はそれだけではなくて、
メゾネットのアパートの古い給湯設備や、傾斜が急な階段(3回は落ちました)が嫌だねって夫と話していたので、すんなり決まりました。
重い腹を抱えて引越し作業をして後悔したくないので、築年数の浅い物件を探し、新築の1LDK(53平米)を見つけました。
結局前述3回目の階段落ちにより切迫気味になってしまい、引越し作業はほとんど夫と両親がやってくれました・・・・・・(小声)
引越し後のリビング
沢山の物を捨てに捨て、やっとこの程度まで片付きました。
この程度と書いてみましたが、自分史上ではめちゃめちゃ綺麗に入るレベルだったので、写真を撮りました。
前のおうちと比べると、10平米近く狭くなったため色々捨てました。
引越しの際に捨てたもの
- コタツ
雪国なので、今までコタツなしの生活を送ったことがなく、すごく迷いましたが捨てました。
- 大きな本棚
リビングとトイレを仕切る壁として使っていました。
自分で読んだ本を並べて眺めながらうっとりする性癖を克服し、大切な本を除いて売りました。
- 布団セット3組
酔っ払いの来客が絶えない家からの脱却を図りました。
狭い家に引越し、必要に迫られて物を捨てることで、自分の価値観が変わりました。
「あ、これを捨てるっていう選択肢があるんだ」ということに気づくんですね。
どう?深いですか?そうでもないですね。
載せた写真はまだ出産前のリビングなので、今はだいぶ変わっています。
この写真から無くなっている大きなものもあります。
それは次回、アハ体験(古い)してみてください。
これからの方針
私はミニマリストになりたいのか、なりたくないのか、自分でもよく分かりません。
テレビで見るようなミニマリスト過激派にはなりたくないです。
ただ、不要なものはできる限り置きたくないという気持ちはあります。
自分の持ち物の場所は把握したい。
娘の人生初の発語が「あった!」なのは、私がいつも探し物をしているからかも・・・・・・
とりあえず今のところの方針は、
良い意味の「適当さ」で、持ち物の量をミニマム化していく
です。
このブログを書くことによって、片付けのモチベーションを保っていこうと思っているので、どうか皆さま今後ともよろしくお願い致します。
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